45歳で早期退職を決意した理由|タイ赴任からの帰任・グレードダウン・不動産投資が教えてくれた自由な生き方

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「このまま会社にいて、残りの人生の大半をここで費やしていいのか」

45歳のとき、私は本気でそう考えるようになりました。生産技術のエンジニアとして20年弱、がむしゃらに働いてきた末に訪れたのは、達成感ではなく違和感でした。

この記事では、私が45歳で早期退職を考え始めた3つの理由——タイからの帰任で経験したグレードダウン、自分の事業をやりたいという思い、そして不動産投資が積み上げてくれた資産——について、できるだけ正直に書き残しておきます。


【目次】

  1. 理由①:タイからの帰任とポジションの消失
  2. 納得のいかないグレードダウン
  3. 理由②:好きなことを仕事にしたいという思い
  4. 理由③:15年間の不動産投資が築いた資産
  5. 資産があったから、自由に選べた
  6. これから始める人へ

理由①:タイからの帰任とポジションの消失

私は生産技術のエンジニアとして日本国内で20年弱働いてきました。しかし国内の仕事が徐々に減っていく中で、3年間のタイ赴任を経験することになります。

タイでの仕事は生産量も多く、やるべきことが山積み。忙しくも充実した日々でした。会社自体も成長していたこともあり、モチベーションも高く、楽しく働けていたのを覚えています。

ところが3年が経ち、45歳で日本に帰任したとき、状況は一変していました。自分を送り出した職場はすでになく、戻れるポジションもない状態だったのです。

同じグレードで帰任するには国内で単身赴任となり、しかも以前より激務になることが目に見えている職場しか選択肢がありませんでした。仕事を縮小させていく中でアサインしてもらえることへの感謝はありつつも、その業務に情熱を持てなくなっていきました。


納得のいかないグレードダウン

そこで私は別の技術系の職場への異動を希望しました。勤務地は単身赴任のままでしたが、少なくとも週末には帰宅できる距離。条件として提示されたのは、「グレードダウンを受け入れること」でした。

正直なところ、「そうはいってもグレードを下げることまではしないだろう」という甘い見立てがありました。しかし最終的に、グレードを下げない限り異動はできないと告げられ、グレードダウンという結果を受け入れることになりました。

これは想像以上にショックでした。海外赴任という機会をもらい、がむしゃらに会社に貢献し、経験を積んで帰ってきたつもりが、評価としては「ダウン」。モチベーションは下がり、いつの間にか自分が「働かないおじさん」の予備軍になってしまったような感覚に襲われました。

このまま会社に残れば、結果を出し続ければそれなりの給料はもらえるのかもしれません。しかし、残りの人生の大半の時間をこの場所に費やすことが、本当に自分の望む生き方なのか——そう強く疑問を持つようになりました。


理由②:好きなことを仕事にしたいという思い

退職を考えた2つ目の理由は、自分の事業を始めたいという思いでした。

もともと観葉植物、特に塊根植物(コーデックス)が好きで、日本にいる頃から育成をしていました。タイに赴任してからは、それらの植物が比較的安価に、しかも豊富に入手できることに気づきます。購入して一時帰国の際に日本へ持ち帰る——そんなことを繰り返すうちに、「これをビジネスにできないか」という発想が生まれました。

植物を育てて転売する。タイと日本を結ぶ輸出入のビジネスをやってみたい。残りの人生で、好きなことを仕事にしたいという思いがどんどん強くなっていきました。

タイには植物だけでなく、雑貨やシルバーアクセサリー、古着など魅力的な商材も多くあります。事業を始める環境としても申し分ない——好きな場所で、好きなことをして生きたい。そう思うようになったのが2つ目の理由です。


理由③:15年間の不動産投資が築いた資産

そして3つ目の理由が、不動産投資による資産形成です。

15年前から不動産投資を続けてきましたが、ここ数年は積極的な拡大はせず、保有資産を維持する運用をしてきました。それでも積み上げてきた結果は以下の通りです。

項目金額
年間家賃収入約2,700万円
年間キャッシュフロー約1,000万円
総資産(不動産・現金・株式など)約3億円

この数字を見て、子供たちの教育費を含めて考えても「もう安心していい」と思えるようになりました。15年というのは決して短い時間ではありませんが、「ゆっくりでも積み上げれば大きな資産がつくれる」ことを自分自身で証明できたと感じています。


資産があったから、自由に選べた

もしこの不動産資産がなかったら、私はグレードダウンを受け入れた会社にしがみつき続けるしかなかったと思います。あるいは、好きなことを仕事にするという選択肢自体、考えることもできなかったかもしれません。

不動産投資は、一気に大きな成果を生むものではありません。しかし時間をかけて積み上げた資産は、人生の選択の自由を生み出してくれます。会社の評価やポジションに振り回されることなく、「自分がどう生きたいか」を基準に決断できる——これこそが、不動産投資を続けてきた最大の価値だと、今になって強く感じています。


これから始める人へ

このブログでは、私がこれまで歩んできた不動産投資の体験と、これから挑戦するタイでの事業や移住の過程を、リアルタイムで共有していきます。

会社員として真面目に働いてきた人ほど、ある日突然「このままでいいのか」と立ち止まる瞬間が訪れるのではないかと思います。そのときに「選べる自分」でいられるかどうかは、今日からの行動次第です。

私がやってきた資産形成のノウハウや失敗談を、これからもこのブログで発信していきます。同じように「自分の人生を選びたい」と考えている方の参考になれば、これほど嬉しいことはありません。

※本記事は筆者の個人的な体験をもとにした内容です。資産状況や投資判断は個人差があります。投資にはリスクが伴いますので、ご自身の判断と責任のもとで行ってください。

プロフィール
この記事を書いた人
さいかすたろう

さいかすたろう|45歳からの自由研究

20年以上会社員として働きながら、不動産投資と資産形成を続けてきました。現在は総資産3億円。退職後の自由な暮らしを目指して挑戦中です。同じ悩みを持つ方の参考になる情報を発信しています。

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