上司のパワハラで退職を決意。妻を説得するために考えた3つのこと

FIRE

今日も、少しきつかった。

上司からのプレッシャーが続いている。パワハラと言っていいのかどうか、自分ではまだグレーだと思っているけれど、周りのメンバー全員が同じ状況に置かれているのを見ると、やっぱりそれに近いものがあると感じる。

ただ、不思議なことに、自分はそこまで追い詰められていない。

なぜかというと、「いつでも辞められる」という気持ちが、心のどこかにあるからだ。退職はもうほぼ決意している。そのせいか、こういう状況のなかでも、どこか一歩引いた目線でいられる自分がいる。

辞めたくても、辞められない人たちのこと

ただ、同じ状況で働いている同僚たちを見ていると、胸が痛くなる。

住宅ローンを抱えている人。小さな子どもがいる人。家族のために働き続けなければならない事情がある人。転職を考えているかもしれないけれど、「今すぐ辞める」という選択はなかなか取れないだろう。

自分がその立場だったら——と想像すると、かなり苦しい。「辞めたい」という気持ちと「辞められない」という現実の間で、毎日を過ごすことになる。

私が不動産投資を続けてきた理由の一つは、こういうときに「選べる」状態を作るためだった。誰かに強制される働き方ではなく、自分が選んだ形で働く。そのための準備を、ずっとしてきた。

📌 「辞めたくても辞められない」状態から抜け出す準備については、こちらの記事でも書いています。
会社を辞める前に必ずやるべきこと9選

皮肉なことに、上司のおかげで決意が固まった

もう一つ、正直に書いておく。

退職を決意していたとはいえ、どこかに「去りにくさ」もあった。長く働いた会社だし、関係のある人もいる。「もう少しだけ……」という気持ちが、ブレーキになっていた部分もあった。

でも、最近の上司の振る舞いを見ていて、その迷いが消えた。

皮肉な話だが、「辞める理由」を明確にしてくれたのは、その上司だった。「この環境が続くとしたら、自分の人生を何に使っているんだろう」という気持ちが、静かに、でもはっきりと浮かんできた。

人生は有限だ。今日という日は、二度と戻らない。そのことを改めて実感させてくれた意味では、感謝しなければいけないのかもしれない(……とまでは言えないけれど)。

妻に伝えたら、「慣れてないだけじゃないの?」と言われた

そんな状況なので、家族にも早めに話しておこうと思い、妻に「もう会社を辞めたい」と伝えた。

返ってきた言葉は——

「帰任してまだ数ヶ月でしょ。慣れてないだけじゃないの?」

……正直、少しがっかりした。

でも、落ち着いて考えてみると、当然の反応だと思う。妻は心配性な性格で、先のことをいつも気にしている。それは彼女の優しさでもある。今の仕事を辞めずにいるのも、将来への不安があるからだ。そういう人に「会社辞めたい」と伝えたら、「え、なんで?大丈夫なの?」という反応になるのは、むしろ自然だ。

私がまだ、お金の面での具体的な説明をしていなかったことも大きい。「辞めたい」という気持ちだけを伝えて、「なぜ大丈夫なのか」を話していなかった。それでは不安になって当然だと思った。

週末に、ゆっくり話そうと思っている。

妻への説得のために、整理した3つのポイント

その前に、自分の考えを整理しておきたい。「退職しても大丈夫な理由」を、妻にわかりやすく伝えるために。

① お金の面での安心を、数字で見せる

「大丈夫だよ」という言葉よりも、数字のほうが伝わる。不動産からのキャッシュフロー、手元にあるキャッシュの総額、毎月の収支——これを一枚にまとめて、見てもらおうと思っている。

頭の中ではわかっていることでも、紙に書いて並べると、お互いの共通認識になる。「会社の給与がなくなっても、こういう収入構造があるから生活できる」という全体像を一緒に確認することが大切だと思っている。

② 「もし不足したら、またちょっと働ける」ということを伝える

退職=二度と働かない、ではない。

やりたいことをやりながら、もし収入が足りない月があれば、アルバイトでも補える。フルタイムで会社員として働くことにこだわらなくても、社会とのつながりを持ちながら少しだけ稼ぐ方法はいくらでもある。

「最悪の場合でも、こういう選択肢がある」と伝えることで、妻の不安が少し和らぐと思っている。

③ 会社を辞めた後に何をするかを、ちゃんと話す

「会社を辞めたい」だけでは、妻の頭に「ぼーっとしている夫」しか浮かばない(笑)。

実は、植物が好きで、その方向で何かを始めたいと思っている。誰かに雇われるのではなく、自分でゼロから事業をつくっていきたい。まだアイデアの段階ではあるけれど、その方向性と、今どんなことを考えているかを伝えることで、「無計画に辞めようとしているわけではない」ということが伝わると思っている。

夢があるから辞めたい。お金があるから辞められる。辞めた後に何をするかも考えている——この三つが揃って初めて、相手は安心してくれるんじゃないかと思う。

📌 退職前の金銭的な準備については、こちらも参考に

退職は、自分だけの決断じゃない

正直に言うと、退職の覚悟は自分の中でもうできている。でも、それを一人で決めて進めるつもりはない。

妻がいて、家族がある。彼女が不安を抱えたまま、私だけが「やった、自由だ!」と走り出しても、それは家族としての幸せとは言えない。

週末の話し合いが、ちゃんと前に進む時間になるといい。焦らず、でも誠実に、向き合おうと思っている。

同じような状況にいる方——「辞めたいけど、家族の反応が怖くて言い出せない」という方——も、きっといると思う。その話し合いのタイミングや内容については、また改めて書こうと思う。

パートナーに退職を切り出したとき、どんな反応でしたか? あるいは、どうやって納得してもらいましたか? コメントで教えてもらえると、同じ悩みを抱える読者の参考になります。ぜひ聞かせてください。

※本記事は個人の体験・心情をもとに執筆しています。退職・投資の判断はご自身の状況に合わせてご検討ください。

プロフィール
この記事を書いた人
さいかすたろう

さいかすたろう|45歳からの自由研究

20年以上会社員として働きながら、不動産投資と資産形成を続けてきました。現在は総資産3億円。退職後の自由な暮らしを目指して挑戦中です。同じ悩みを持つ方の参考になる情報を発信しています。

さいかすたろうをフォローする
FIRE
さいかすたろうをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました