本を読んで、実行した——それだけで人生が変わった話

FIRE

久しぶりに、本屋で紙の本を買って読みました。

タイに住んでいた期間は、日本語の本を現地で買うと値段が高く、どうしても読みたい本はスマホのKindleアプリで読んでいました。読んでいなかったわけではありませんが、紙の本から離れていた時期が長く続いていました。

帰国後も荷物の整理が続いていたこともあり、しばらくはKindleのままでした。でも先日、ふらっと立ち寄った本屋で気になる本を見つけて、久しぶりに紙で読んでみました。

読み終えたとき、気持ちがすっきりしていました。

「あ、やっぱり自分には紙の本が合っているんだな」と改めて思いました。それと同時に、本を読むことが自分にとってどれだけ大切だったかを思い出しました。

【目次】

  1. 紙の本を読んだら、頭の中が整理された
  2. 不動産を始めた頃、年間100冊以上読んでいた
  3. 読んで実行する人は5%しかいない
  4. 不動産で「実行する」ことの難しさ
  5. ワークはやる、続くものは続ける
  6. 昔書いたやりたいことリスト、6割は叶っていた
  7. 素直さが、成功の一番の近道かもしれない

紙の本を読んだら、頭の中が整理された

帰国してから、いろいろと考えることが重なっていました。退職の準備、物件の検討、資産の見直し——頭の中がまとまらない時期が続いていました。

そんなときに紙の本を読んでみると、不思議なことが起きました。読んでいる間、余計なことを考えなくなりました。本の内容だけに集中できました。読み終えたとき、それまで漠然と抱えていた不安や雑念が、少し薄れていました。

スマホのKindleも便利です。荷物にならない、いつでも読める、値段も安い。実用面ではKindleに軍配が上がる場面は多い。でも、スマホを手に取ると通知が来る、SNSを開いてしまう、画面を切り替えてしまう——そういった「抵抗のなさ」が、集中を妨げていた気がします。

紙の本は、読む以外のことができません。その不便さが、集中をもたらしてくれます。自分にはそちらが合っている、と改めて気付きました。

不動産を始めた頃、年間100冊以上読んでいた

不動産投資を本格的に始めた時期、私は年間100冊以上の本を読んでいました。

通勤時間が片道1時間以上かかっていたことも大きかったです。電車の中では常に本を手に持っていました。不動産の本、お金の本、自己啓発の本、成功した経営者の伝記——ジャンルを絞らず、気になったものを手に取り続けました。

気に入った本は、1回で終わりにしませんでした。何度も読み返しました。読むたびに気付くことが変わる本があります。最初に読んだときは流した部分が、2回目に読むと深く刺さることがある。繰り返し読む価値のある本は、手元に置いておくようにしていました。

今の自分が不動産を購入できたり、資産を積み上げることができたのは、間違いなく本を読んだことが土台になっています。

📚 関連記事:私の人生を変えた本4冊——大学生でお金の考え方を知り、不動産投資と法人設立に至るまで

読んで実行する人は5%しかいない

どの本だったか、今となっては正確には思い出せませんが、印象に残っている一節があります。

「本を読んでその内容を実行に移す人は、5%程度しかいない」

読んだとき、「それは自分が実行する側に入ればいいだけだ」と思いました。裏を返せば、実行するだけで、読んだ95%の人とは違う場所に立てるということです。

特別な才能がなくても、特別な人脈がなくても、本に書いてあることをそのまま実行するだけで、成功する確率がぐっと上がる——そういうことだと理解しました。

難しいことではないように聞こえますが、実際にやってみると、実行するということが意外と難しいことに気付きます。

不動産で「実行する」ことの難しさ

不動産投資の本を例に考えてみます。

「良い物件を見つけたら、すぐに動け」と書いてある本は多い。でも実際には、物件を見つけても、不動産会社に電話ができない。電話できても、現地を見に行くのが億劫になる。現地を見ても、買付証明書を書く勇気が出ない。最後の判断ができない——という壁が、いくつも出てきます。

お金の話で言えば、「まず自己資金を作れ」と書いてあっても、今月の支出を見直すことができない。「銀行との関係を作れ」と書いてあっても、融資の相談に行けない。

本に書いてあることを「理解」することと、「実行」することの間には、大きな溝があります。その溝を越えられる人が5%だということです。

私も完璧ではありませんでした。悩んだこともあります。「やっぱり今じゃないかな」と先延ばしにしそうになったことも何度もあります。それでも、「本に書いてある通りにやってみよう」と動いた結果が、今につながっています。

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ワークはやる、続くものは続ける

自己啓発の本によく出てくるのが、読者に問いかけるワークです。「あなたのやりたいことを書いてください」「今の自分の強みを3つ挙げてください」といった類のものです。

多くの読者は、このワークを飛ばして読み進めてしまいます。私も正直、たまにやってしまいます。でも基本的には、書くように心がけています。ワークをやるかやらないかで、本の中身が自分の中に入ってくる深さが変わると感じているからです。

そして、やってみて自分に合っているものは続けます。一度試してみて「合わない」と感じたものは無理に続けません。でも合うものは、日常に取り入れていきます。

これはシンプルなことですが、「本を読む→ワークをやる→続けるものを選ぶ」という流れを繰り返すことで、少しずつ習慣が変わっていきます。

昔書いたやりたいことリスト、6割は叶っていた

ずいぶん前に、ある本を読んでやりたいことを紙に書き出したことがあります。当時は半信半疑でした。「書いたところで現実が変わるわけではない」という気持ちも正直ありました。

最近、そのリストを見返す機会がありました。

6割程度は、叶っていました。

不動産を持ちたい、海外に住んでみたい、自分でお金を管理できる状態になりたい——書いたことを一つひとつ確認していくと、かなりの部分が現実になっていました。すべてではありません。まだ途中のものも、叶っていないものもあります。でも、6割は結果になっていた。

「書く」という行為が何かを変えるのか、「書いたことで意識が変わる」のか、その仕組みは正確にはわかりません。ただ、実際に叶っていたという事実は残っています。

📚 関連記事:やりたいことを紙に書き続けて15年——かなったこと、かなわなかったこと、気づいたこと

素直さが、成功の一番の近道かもしれない

長く本を読んできて、自分の中で一つ確信していることがあります。

成功の秘訣の一つは、「素直さ」だということです。

成功した人が書いた本に書いてあることを、批判せず、自分なりに改造せず、まずそのままやってみる。「本当にこれで合っているのか」と疑う前に、一度やってみる。それだけで、多くの人より先に進める気がします。

やって失敗しても、死ぬわけではありません。最悪、「自分には合わなかった」という経験が残ります。それはそれで価値があります。やらずに「どうせ無理だろう」と思い続けるより、ずっといい。

だまされたと思ってやってみてほしい——これは冗談ではなく、本気でそう思っています。成功した人が書いた本に書いてあることは、その人がやってうまくいったことです。根拠がないわけではない。素直に試す価値があります。

私がFIREを目指して動いていられるのも、本を読んで、素直に実行してきた積み重ねの上にあります。特別な才能があったわけではありません。本に書いてあることをやり続けただけです。

📚 関連記事:私がFIREを目指すことにした理由——45歳、会社員、タイ赴任から退職準備まで


まとめ

久しぶりに紙の本を読んで、気持ちがすっきりしました。それがこの記事を書くきっかけになりました。

本は読むだけでも意味があります。でも、読んで実行する人は5%しかいない。その5%に入ることで、結果が変わります。私の経験では、不動産投資を始めたことも、やりたいことが叶ってきたことも、本を読んで実行したことの積み重ねです。

完璧に実行できなくていい。ワークを全部やらなくていい。ただ、一つだけでも動いてみることが、次につながります。

本屋に行く機会があれば、気になった本を手に取ってみてください。Kindleでも、もちろん構いません。ただ、紙の本でゆっくり読むと、また違う感覚があるかもしれません。


あなたが読んで、実際に行動してみた本はありますか?ぜひコメントで教えてください。

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プロフィール
この記事を書いた人
さいかすたろう

さいかすたろう|45歳からの自由研究

20年以上会社員として働きながら、不動産投資と資産形成を続けてきました。現在は総資産3億円。退職後の自由な暮らしを目指して挑戦中です。同じ悩みを持つ方の参考になる情報を発信しています。

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