固定資産税をお得に払う方法【2026年7月版】QR決済・クレカ・nanacoを比較してみた

不動産

毎年、固定資産税の納付書が届くたびに少し憂鬱になる。

私は今、4棟分の不動産を持っていて、固定資産税だけで年間約60万円になる。地価が上がっているせいか、ここ数年で少しずつ金額も増えてきた。ローンの返済と並んで、固定資産税は不動産投資を続けるうえで避けられないコストだ。

金額が大きいからこそ、払い方次第でポイントがそれなりにたまることに気づいた。今まで深く考えずに払っていたが、2026年の納付タイミングに合わせて改めて調べてみた。この記事はその記録だ。

📌 結論を先に

手軽さ優先 → PayPayのQRコード請求書払い(手数料ゼロ、スマホで完結)
ポイント優先 → nanaco(セブンカード・プラスチャージ)または楽天ペイ(楽天カードからのチャージ)

【目次】

  1. 固定資産税の主な支払い方法
  2. クレジットカード直払い——手数料の落とし穴
  3. PayPayのQRコード請求書払い
  4. nanaco——地味に強い選択肢
  5. 楽天ペイ・au PAY
  6. 支払い方法の比較一覧
  7. 私がPayPayを選んだ理由
  8. まとめ

固定資産税の主な支払い方法

まず整理しておくと、固定資産税の支払い方法は自治体によって対応が違う。納付書と一緒に届く案内を確認するのが一番確実だが、2026年時点では多くの自治体でキャッシュレス化が進んでいる。主な方法は以下のとおりだ。

  • 現金払い(コンビニ・銀行・市区町村窓口)——昔ながらの方法。ポイントはなし。
  • 口座振替(自動引落)——楽だがポイントなし。
  • クレジットカード直払い(eLTAX等)——手数料がかかる場合が多い。
  • スマホQRコード決済(PayPay・au PAY・楽天ペイ等)——請求書のバーコードを読み取る。手数料不要。
  • 電子マネー(nanaco)——コンビニのレジで支払い。手数料不要。
  • Pay-easy(ペイジー)——ネットバンキング経由。ポイントはほぼなし。

2026年時点ではLINE Payがサービス終了しており、以前LINE Payで払っていた人は別の方法に切り替える必要がある。Amazon Payも地方税の支払いに非対応になっている。

クレジットカード直払い——手数料の落とし穴

「クレカで払えばポイントがたまるんじゃないか」というのが最初に思ったことだった。ただ調べてみると、自治体のクレジットカード払い(eLTAX等)は納税者が手数料を負担する仕組みになっていることが多い。

手数料の目安は、1万円の支払いに対して73〜82円程度(約0.73〜0.82%)。60万円払うなら4,400〜5,000円弱の手数料がかかる計算になる。

一般的なクレジットカードの還元率が0.5〜1%だとすると、手数料と相殺すると実質的にほぼトントン、あるいは少し損になる場合もある。還元率1.5〜2%以上のカードでないと、クレカ直払いのメリットが出ない。

⚠️ クレジットカード直払いの手数料は自治体によって異なります。必ず払い込み前に手数料額を確認してください。

PayPayのQRコード請求書払い

納付書についているバーコードをPayPayアプリのカメラで読み取るだけで支払いが完了する。手数料はゼロ。スマホで完結するので、コンビニや銀行に行く手間がない。

ポイントの扱いについては少し複雑だ。PayPay残高(PayPayマネー)での支払いは基本的にポイント付与なし。PayPayカードのクレジット払いを使うと0.5〜1%の還元が受けられる場合があるが、請求書払いはポイント付与対象外または上限が設定されているケースもある。

正直なところ、PayPayで固定資産税を払っても大きなポイント還元は期待できない。それでも手数料がかからず、銀行ATMやコンビニに行かなくていいのは便利だ。私が今PayPayを選んでいる理由は、純粋にこの「手軽さ」だけだ。

nanaco——地味に強い選択肢

ポイントをしっかり稼ぎたいなら、nanacoがまだ有力な選択肢のひとつだ。セブン-イレブンのレジで納付書を出し、nanacoで払う。手数料はゼロ。

ポイントの取り方は、セブンカード・プラスでnanacoにチャージすること。チャージ時に0.5%のnanacoポイントが付く。60万円分を払うと、3,000ポイント相当の還元になる計算だ。

ただし、nanacoの残高には上限(5万円)がある。60万円をまとめて払おうとすると、何回かに分けてチャージ→支払いを繰り返す必要がある。これが少し手間だ。4棟分の納付書がバラバラに届く私の場合、棟ごとに払う分には大きな問題にならないが、1枚の納付書の金額が大きい場合は注意が必要だ。

また、nanacoへのチャージでポイントが付くカードは限られてきている。2026年時点ではセブンカード・プラスが引き続き対応しているが、他のカードはチャージポイントが縮小・廃止されているケースが多い。最新情報は各カード会社の公式サイトで確認が必要だ。

楽天ペイ・au PAY

楽天ペイは、楽天キャッシュを支払い方法に選択した場合に0.5%の楽天ポイントが還元される。楽天キャッシュは楽天カードからチャージできるので、楽天ユーザーには使いやすい。手数料はゼロ。

au PAYは、au PAYゴールドカードからチャージすると1%のPontaポイントが付く。au PAYゴールドカードを持っているならお得度は高い。ただし、年会費が11,000円かかるカードなので、固定資産税のためだけに持つという話にはならない。

いずれも対応自治体かどうかの確認が先決だ。納付書のバーコードが読み取れれば使えることが多いが、一部の自治体ではQR決済自体に非対応のところもある。

支払い方法の比較一覧

支払い方法手数料ポイント還元目安手軽さ一言メモ
現金(コンビニ・銀行)なしなし△(外出必要)ポイントを一切気にしない人向け
口座振替なしなし◎(完全自動)楽だが還元はゼロ
クレジットカード直払い(eLTAX等)約0.8〜1%カードによる(0.5〜1%)○(PC・スマホ可)手数料と相殺でほぼトントンになることも。高還元カードが条件
PayPay(請求書払い)なしほぼなし〜0.5%◎(スマホで完結)手軽さ最優先ならここ。ポイント還元は期待薄
nanaco(セブンカード・プラス)なし約0.5%△(残高上限あり・コンビニ必要)ポイントを稼ぎたい人の王道。手間はかかる
楽天ペイなし約0.5%○(スマホ可)楽天ユーザーならスムーズ
au PAY(ゴールドカードチャージ)なし約1%○(スマホ可)au PAYゴールドカード保有が前提。ポイント効率は高め

※還元率は2026年7月時点の一般的な水準です。キャンペーンや改定により変わります。最新情報は各サービスの公式サイトをご確認ください。

私がPayPayを選んだ理由

正直に言うと、ポイント還元だけを基準にするなら、PayPayは最善ではない。nanaco+セブンカード・プラスのほうが手数料なしで0.5%確実にたまる。

それでもPayPayを使っているのは、手間がかからないからだ。4棟分の納付書が届くタイミングがバラバラで、納付期限も複数ある。nanacoだと残高を気にしながら分割してチャージして、セブン-イレブンに行って——というステップが毎回発生する。

PayPayなら、届いた納付書のバーコードをスマホで読み取るだけ。その場で完了する。年間60万円の支払いを複数回に分けてやっていると、この手軽さが地味に効いてくる。

ポイントを本気で最大化したい人には、正直あまり向いていない。でも「手間とポイントを天秤にかけたとき、手間のほうが嫌だ」という人にはPayPayのQRコード払いはかなり使いやすい選択肢だと思う。

逆に、「せっかく大きな金額を払うなら0.5%でもポイントを取りたい」という人はnanacoか楽天ペイを検討してみてほしい。60万円の0.5%は3,000円分になる。毎年積み重なれば小さくない。

まとめ

固定資産税の払い方に正解はひとつではない。ざっくり言うと、こういう分け方になる。

  • 📱 手軽さ重視——PayPayのQRコード請求書払い(手数料なし・スマホ完結)
  • 💰 ポイント重視——nanaco(セブンカード・プラスチャージ)or 楽天ペイ or au PAY
  • 🔄 とにかく楽にしたい——口座振替(ポイントはゼロだが完全自動)

クレジットカード直払いは手数料を考えると、よほど高還元のカードを持っていない限り、あまりお得にはならないというのが今回の整理だった。

地価の上昇とともに固定資産税が毎年少しずつ上がっている中で、払い方で少しでも取り返せるなら取り返しておきたい。今後も支払い方法の改定や新サービスが出てきたら、またこのブログで更新していこうと思う。

※本記事の情報は2026年7月時点のものです。各決済サービスの還元率・対応自治体・手数料は変更になる場合があります。支払い前に各サービスの公式サイト・自治体の案内で最新情報をご確認ください。

プロフィール
この記事を書いた人
さいかすたろう

さいかすたろう|45歳からの自由研究

20年以上会社員として働きながら、不動産投資と資産形成を続けてきました。現在は総資産3億円。退職後の自由な暮らしを目指して挑戦中です。同じ悩みを持つ方の参考になる情報を発信しています。

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