- 【目次】
- 今週末、両親に会社を辞めることを伝えに行きます
- 1.本当は退職直前に話すつもりだった
- 2.お盆に帰らず、その時間で退職を改めて考えた
- 3.姉に先に話したら「早めに言ってあげて」と言われた
- 4.父はもう何か感じているらしい
- 5.46歳でも、親への退職報告は少し緊張する
- 6.親が一番心配するのは「生活は大丈夫か」ではないか
- 7.だから今回、資産一覧を作った
- 8.資産額より大事なのは毎月のキャッシュフローだと気づいた
- 9.「働かなくなる」のではなく「会社員を辞める」と伝えたい
- 10.説得ではなく、安心してもらうために話す
- 11.自分が親の立場だったら、同じように心配すると思う
- 12.今週末、資料を持って一人で実家へ帰る
- まとめ:結果は次の記事で報告します
【目次】
- 今週末、両親に会社を辞めることを伝えに行きます
- 本当は退職直前に話すつもりだった
- お盆に帰らず、その時間で退職を改めて考えた
- 姉に先に話したら「早めに言ってあげて」と言われた
- 父はもう何か感じているらしい
- 46歳でも、親への退職報告は少し緊張する
- 親が一番心配するのは「生活は大丈夫か」ではないか
- だから今回、資産一覧を作った
- 資産額より大事なのは毎月のキャッシュフローだと気づいた
- 「働かなくなる」のではなく「会社員を辞める」と伝えたい
- 説得ではなく、安心してもらうために話す
- 自分が親の立場だったら、同じように心配すると思う
- 今週末、資料を持って一人で実家へ帰る
- まとめ:結果は次の記事で報告します
今週末、両親に会社を辞めることを伝えに行きます
今週末、一人で実家へ帰ります。
用件は一つです。両親に、会社を辞めることを話してきます。
退職まで、あと1か月半ほどです。会社にはもう正式に伝えてあります。職場の人たちとのやりとりも少しずつ整理が進んでいます。家族にも、退職することは話しました。ただ、両親だけにはまだ正式には伝えていません。
46歳になっても、親に「会社を辞める」と言いに行くのは、意外と大きな出来事でした。別に許可をもらいに行くわけではありません。退職はすでに決めています。それでも、今週末が近づくにつれて、少し落ち着かない感覚があります。
今回は、その話を書きます。実家へ帰る前に何を考え、何を準備したのか。そして、なぜ今回ちゃんと数字まで持っていこうと思ったのか。
両親がどう反応したかは、まだわかりません。その結果は、次の記事に書くつもりです。
1.本当は退職直前に話すつもりだった
最初は、退職まで1か月を切ったころ、有給休暇を使って実家に帰り、そのタイミングで話そうと思っていました。
なぜそのタイミングだったかというと、自分の中でまだ完全に整理がついていなかったからです。退職することは気持ちの上では決まっていたのですが、会社への伝え方、周囲への説明、家庭のこと、退職後の設計——そういうことが少しずつかたちになってから話したかった。中途半端な段階で伝えるより、自分の中でしっかり決まってから話した方がいい、と考えていました。
ただ、考え直しました。
退職直前まで黙っているのは、さすがに両親に対して申し訳ない、という気持ちが出てきたのです。最終的には今週末に帰省することにしました。
2.お盆に帰らず、その時間で退職を改めて考えた
例年、お盆休みは実家へ帰ることもあります。今年は家庭の事情があり、帰省しませんでした。子どもの予定もあって、お盆は家族で自宅にいて、比較的ゆっくり過ごしました。
その時間の中で、退職についてあらためて考えました。
本当に会社を辞めるのか。辞めてどうするのか。家族の生活はどうなるのか。退職後の収入はどこから来るのか。自分がやりたいことは、本当に会社を辞めてからでないとできないことなのか。
何度目かの自問自答でしたが、お盆のあの時間があって、最終的に退職する判断が自分の中でしっかり固まった感覚があります。「まあ辞めるかな」ではなく、「やっぱり辞める」という形で。
その判断が固まったあたりから、両親への報告も本腰を入れて考えるようになりました。
退職後にやりたいことを書き出したら、明日の朝が待ち遠しくなった話
3.姉に先に話したら「早めに言ってあげて」と言われた
両親の前に、姉に話しました。
姉は両親の近くに住んでいて、普段からいろいろと面倒を見てくれています。両親も何かあると姉に相談することが多いようです。そういう関係なので、両親に話す前に、まず姉へ伝えておくべきだと思っていました。
姉の反応は、驚いていましたが、理解してくれました。そして言われたのが、「両親にも、早めに伝えてあげた方がいいよ」ということでした。
その言葉が、今回のタイミングを決める後押しになりました。
姉の夫も、以前会社を辞めた経験があります。そのため、「家族が会社を辞める」という出来事が両親にとって全く初めてではない、という点では、多少受け止め方が違うかもしれない——と少しだけ思っています。ただ、だからといって両親がすんなり受け入れてくれると決めているわけでもありません。
FIREを姉に伝えた日のこと|40代で退職を決めた理由と、家族に話したときの正直な反応
4.父はもう何か感じているらしい
私が一人で帰省する、と連絡したとき、母は「お盆に来られなかったから、今回帰ってくるんだろう」くらいに思っているようです。特別な用件があるとは感じていないようでした。
一方、父は違う反応をしたようです。
私が一人で帰ると聞いて、姉へ「何か理由があるのか、聞いているか」という趣旨の連絡をしたそうです。
この話を姉から聞いたとき、少し驚きました。私が特に何かを話したわけでもないのに、父は何かを感じていた。子どもが突然一人で帰ってくると言ったとき、親というのは意外と何かを察するものなのかもしれない、と思いました。父の心の中で何を考えているのかは、実際に会って話してみないとわかりませんが。
長年、公務員として働いてきた父です。物事をきちんと考える人です。息子が一人でわざわざ実家へ来るとなれば、何か理由があると考えるのは自然なことかもしれません。
5.46歳でも、親への退職報告は少し緊張する
46歳になっても、親に「会社を辞める」と言うのに緊張するとは思いませんでした。
自分では、もうとっくに大人のつもりでいました。結婚して家庭もあります。20年以上会社員として働き、その間に不動産を取得したり資産を積んだりしてきた。自分の人生のことは、自分で決められる年齢です。
それでも、今週末のことを考えると、やはり落ち着かない感覚があります。
おそらく、理屈の問題ではないのだと思います。親にとって、何歳になっても子どもは子どもです。私が46歳になったからといって、父と母の中で私への見方が「心配しなくていい存在」に変わるわけではない。それは、自分自身が親になってみて、少し分かるようになりました。
「許可をもらいに行くわけではない」というのは本当のことです。でも、長年育ててくれた両親に大きな人生の変化を伝えるとき、それなりの緊張があるのも、これまた本当のことです。
6.親が一番心配するのは「生活は大丈夫か」ではないか
父は公務員として長く働いてきた人です。母は化粧品の販売など、コツコツと仕事を続けてきた人です。私から見て、両親は「仕事を続け、安定した収入を得て生活する」という考え方に近い世代です。
だから、46歳でまだ十分に働ける年齢の息子が、安定した会社を辞める、と聞けば、かなり心配するのではないかと思っています。これはあくまで私が予想していることです。実際どう思うかは、会って話してみないと分かりません。
心配される内容として、想像するのはこういうことです。
- 仕事を辞めて、生活は大丈夫なのか
- 子どももいるのに、収入はどうするのか
- 次の仕事は決まっているのか
- 老後はどうなるのか
- なぜ今辞めるのか
これらの問いに、自分の言葉できちんと答えられるようにしておく必要がある、と感じました。「もう決めたから大丈夫」だけでは、正直なところ心配が減らないと思います。
そこで今回、かなり具体的な資料を準備することにしました。
7.だから今回、資産一覧を作った
実家へ持参するために、現在の資産を一覧にした資料を作りました。内容は大まかにこういう項目です。
| 両親への退職説明のために準備したもの | 何を伝えるか |
|---|---|
| 現在の資産一覧 | 現金・預金、株式・投資信託、不動産、その他の金融資産 |
| 借入を含めた純資産 | 資産から負債を引いた実際の純資産の概算 |
| 毎月のキャッシュフロー | 不動産収入・法人・投資など、毎月入ってくるお金の流れ |
| 毎月の生活費 | 家族全員の生活にかかる費用の概算 |
| 退職後の収入源 | 不動産賃貸業、法人、資産運用、ブログ・事業など |
| 退職後にやりたいこと | 不動産、植物関連、新しい事業、自分の時間の使い方 |
| 今後数年間の生活イメージ | どんなペースで生活していくか、大きな支出の予定など |
| 会社を辞める理由 | 不満ではなく、やりたいことから話す |
資産一覧を作ること自体は、もともと自分自身の確認のためにもやっていることです。何がどこにあるかを定期的に整理しておくのは、家族のためにも必要なことだと思っています。今回はそれを「両親に見せられる形」にまとめました。
この資料を作りながら、「自慢するために持っていくわけではないな」と自分に言い聞かせていました。資産があること自体を見せたいわけではなく、「突然収入がゼロになるわけではない」ということを、具体的に理解してもらうために作った、というのが正確なところです。
なお、「退職を親に伝えるとき、資産額まで見せるべきかどうか」は、家庭によって全く事情が違うと思います。親子の関係、お金に対する考え方、資産の規模、プライバシーの感覚——それぞれの家庭で判断が違って当然です。これは私個人の選択であって、一般論として正しいやり方があるとは思っていません。
8.資産額より大事なのは毎月のキャッシュフローだと気づいた
資産一覧を作りながら気づいたことがあります。
親が知りたいのは、おそらく資産の総額ではなく、「毎月ちゃんと生活できるのか」ではないか、ということです。
資産が数千万円あっても、それが全部不動産や株に入っていて毎月の生活費が出ていく一方なら、長く持つのか不安になります。逆に、資産の総額が大きくなくても、毎月の入りと出が安定していれば、「なんとかなるんだね」と思ってもらいやすい。
そう考えて、毎月のキャッシュフローについても別途整理しました。毎月どれくらいの収入があり、返済がいくらで、生活費はどの程度か。それを並べれば、月々の収支が見えます。
退職後は給与がなくなります。でも、今の状態で不動産からの家賃収入は入ってきます。法人からの報酬もあります。資産運用からの分配もあります。それをひとつずつ説明すれば、「突然無収入になるわけではない」ということは伝わるはずだ、と思いました。
この整理をしていて、改めて感じたのは、こういう数字の把握は退職直前でなく、もっと前からやっておくべきだったということです。今回、両親に説明するために改めて作りましたが、自分のためにも定期的にやることが大切だと感じました。
サラリーマンが不動産投資を始めたきっかけ|会社に依存しない生き方をゆっくり手に入れるまで
9.「働かなくなる」のではなく「会社員を辞める」と伝えたい
両親が「会社を辞める」と聞いたとき、もしかしたら「毎日何をするの?」と思うかもしれません。
だから今回、退職後にやりたいことも、ある程度まとめて話すつもりです。
不動産賃貸業は続けます。新しい物件の取得も考えています。自分の法人を動かして、新しい事業も試していきたいと思っています。植物関連の活動も始めたい。ブログもそのひとつです。これまで週末や隙間時間にしかできなかったことに、もっと時間を使えるようになります。
「会社を辞める=働かなくなる」ではなく、「会社員という働き方を辞める」のだ——この説明を、両親にもちゃんとしたいと思っています。
ただし両親の世代には、「FIRE」という言葉や概念はなじみが薄いかもしれません。「FIREしたので大丈夫です」と言っても、ピンと来ないかもしれない。だから今回は、そういう言葉は使わずに、「毎月の収入」「やること」「これからの生活」を具体的な言葉で話すつもりです。
概念より数字。数字より、「毎月ちゃんと生活していける理由」。そちらの方が、両親には伝わりやすいはずだと思っています。
退職の理由についても、「会社への不満だけ」を話すつもりはありません。もちろん不満がなかったわけではない。でも、そこを強調しても両親の心配は減りません。それよりも、「これからやりたいことがあるから辞める」という話を中心にしたいと思っています。不動産、事業、植物、海外も含めた新しい生活、自分の時間。そういうことです。
退職後にやりたいことを書き出したら、明日の朝が待ち遠しくなった話
10.説得ではなく、安心してもらうために話す
今回、父と母に「会社を辞めてもいい?」と聞きに行くわけではありません。退職はすでに決めています。会社にも正式に伝えてあります。
それでも、「もう決めたから」の一言だけで終わらせたくない、というのが今回の気持ちです。
理由は、説得したいからではありません。
両親からすれば、息子が突然「会社を辞める」と言ってきた、という出来事です。「大丈夫なの?」という心配が出るのは当然のことだと思います。その心配を少しでも減らすために、できることをしたい。それが、今回実家へ帰る理由です。
| 親が心配しそうなこと | 今回伝えようとしている内容 |
|---|---|
| 収入はどうなるのか | 不動産収入・法人・資産運用など、毎月のキャッシュフローを示す |
| 生活費は足りるのか | 収入と生活費を並べて、月々の収支を説明する |
| 資産はあるのか | 現在の資産一覧(純資産)を見てもらう |
| 毎日何をするのか | 退職後に取り組む仕事・事業・活動を説明する |
| なぜ今辞めるのか | 不満ではなく、やりたいことがあるから辞める、と話す |
| 老後は大丈夫なのか | 今後数年間の生活イメージ・方向性を伝える |
| 会社を辞めて後悔しないか | すでに自分の中で何度も考えて決めたことを伝える |
「説得する」と「安心してもらう」は、似ているようで違います。説得は、相手を変えようとすることです。安心してもらうのは、自分の状況を正確に伝えることです。今回やりたいのは後者です。
11.自分が親の立場だったら、同じように心配すると思う
資料を作りながら、ふと考えました。
もし自分の子どもが将来、「40代で会社を辞める」と言ってきたら、どう感じるだろう、と。
おそらく最初に思うのは「大丈夫なの?」です。どれだけその子どもが準備をしていても、どれだけ信頼していても、やっぱりそう思うはずです。それが親というものだと思います。
そう考えると、父と母が心配することは、全くおかしくありません。批判する気もありません。むしろ当たり前のことです。
ただ、だからといって、心配させたまま終わらせるのは、私が望んでいることではありません。自分なりに準備してきたことを、なるべくきちんと伝えたい。それだけです。
父は公務員として長く勤め、安定した生活を守ってきた人です。母は自分で仕事を続けてきた人です。「仕事を続け、安定した収入を得て生活する」という考え方が根底にある世代です。その価値観は、私が生きてきた時代の考え方とは少し違うかもしれません。
でも、それは優劣の問題ではありません。生きてきた時代や経験が違えば、何をもって「安心」とするかの基準も違います。私が「資産があるから大丈夫」と感じていることと、両親が「毎月の給与があるから安心」と感じることは、どちらが正しいとか古いとかではなく、ただ違う、ということだと思います。
だからこそ、自分の価値観を押し付けるのではなく、両親が安心できるような言葉と数字で話すことが、今回大切にしたいことです。
DIE WITH ZEROを読んで——FIREを目指している今の自分に刺さった「タイムバスケット」という考え方
12.今週末、資料を持って一人で実家へ帰る
資産一覧、毎月のキャッシュフロー、退職後の収入源、これからやりたいこと。一通りまとめた資料を持って、今週末、一人で実家へ帰ります。
妻は一緒には行きません。妻にはすでに話してあります。今回は私一人で両親と話してくる、ということも理解してもらっています。
正直なところ、会社に退職を伝えたときとはまた違う緊張があります。会社は組織であって、私はそこの一員でした。退職を伝えるのは、関係を変えることです。でも両親に伝えるのは、長年育ててくれた人に、自分の人生の大きな変化を話すことです。性質が違います。
今週末が近づくにつれて、その違いを少しずつ感じています。
まとめ:結果は次の記事で報告します
退職まであと1か月半。今週末、実家へ帰ります。
資産一覧と毎月のキャッシュフロー、退職後の収入源と活動予定をまとめた資料を持参します。両親への説明のために作りましたが、作りながら「自分の現状をきちんと把握する」という意味でも、やって良かったと思いました。
今週末が近づくにつれて、少し落ち着かない感覚があります。46歳になっても、長年育ててくれた人に大きな変化を伝えることには、それなりの重みがあります。会社に退職を伝えたときとはまた違う感覚です。
今週末、これらの資料を持って実家へ帰ります。父と母がどういう反応をするのか。反対されるのか。心配されるのか。それとも意外とあっさり受け入れてくれるのか。正直、私にも分かりません。
でも、会社に退職を伝えたときと同じように、これは自分の人生の一つの節目だと思っています。
実際に話した結果は、またこのブログで書きたいと思います。
続編(予定)タイトル案:
「46歳で会社を辞めると両親に伝えた結果|父と母の反応は意外だった」
※実際に話してから書きます。反応は現時点では分かりません。
今日、会社に退職を伝えました。不安より期待で生きていく話。
FIREを目指す株式投資の基本スタンス|個別株はやらない、ETF・インデックスをドルコスト平均法で続ける理由
📚 関連書籍

早期退職・人生設計・お金の使い方について考えたい方には、ビル・パーキンス著『DIE WITH ZERO』(日本語版:ダイヤモンド社)が参考になりました。「お金を残すために生きるのではなく、使いながら生きる」という考え方は、退職後の生活を考えるきっかけになりました。また、FIREや資産形成全般については様々な書籍が出ていますので、「FIRE 本」「早期退職 資産形成」などで検索してみてください。(購入の際は最新版をご確認ください)
※本ブログの一部リンクにはアフィリエイト広告が含まれる場合があります。
免責事項
本記事は筆者個人の退職・人生設計に関する実体験の記録です。退職・資産形成・税務等については、状況が人それぞれ異なります。重要な判断は専門家(ファイナンシャルプランナー・税理士等)への相談のうえ、ご自身の責任でご判断ください。


コメント